薬剤師の転職は「この条件なら動く」を先に決める|条件の決め方と僕の実例

薬剤師の転職は「この条件なら動く」を先に決める(アイキャッチ)

転職ロードマップ:STEP1 転職を決める → STEP2 準備する → STEP3 転職活動 → STEP4 入職する
いまここ:STEP1 転職を決める|02「受ける前に「この条件なら転職する」を決める」(全13記事の2本目)

この記事はこんな人向け:転職すると決めて、何を基準に会社を選べばいいか知りたい人

結論:応募する前に「この条件が出たら転職する」を決めてください。
内定の返事は1週間程度しか待ってもらえないことが多く、その場で考えると判断を誤ります。
僕は「年収」だけを譲らない軸にして、勤務地・転勤・残業は妥協すると決めて動きました。結果は年収1000万円、転勤なし、残業は月20時間以下でした。

目次

条件は「譲らない1つ」と「妥協していいもの」に分ける

条件をたくさん並べると、当てはまる求人がなくなります。
大事なのは、絶対に譲らない軸を1つ(多くても3つ)に絞ることです。

1回目の転職2回目の転職
譲らなかった軸楽しそうか、裁量があるか、習ったことを実践できるか年収
妥協したもの年収、仕事量勤務地、転勤、残業(月40時間まではOK)
結果年収は500万→550万。立ち上げを1人で回して仕事は大幅に増えた年収1000万。都市部で転勤なし、残業は月20時間以下

1回目は年収を軸にしなかったので、年収はほぼ上がりませんでした。
ただ、ここで薬局を1人で立ち上げた経験が、2回目の一番の武器になっています。
2回目は年収だけを譲らず、他は広く受けました。妥協してもいいと決めた条件が、ふたを開けたら全部いい方に転んでいます。

ますなけ

1回目は「楽しそうか」で選んで、年収はほぼ上がらず、仕事だけが増えました。

「この条件なら転職する」の決め方

  1. 譲らない軸を1つ決める(例:年収○万円以上)
  2. エージェント1社で何社か受けて、その軸の相場を知る
  3. 相場を見て「この数字を超えたら動く」という線を引く

僕の場合は、エージェント経由の提示が600万円台〜900万円でした。だから「900万円を超えるなら動く」が線になりました。

→転職エージェントは1社でいい

まめ

条件って、たくさんあったほうが失敗しないのでは?

ますなけ

並べるほど、当てはまる求人がなくなります。2回目に僕が譲らなかったのは、年収だけでした。

金額は、最初から決まっていなくていい

正直に言うと、2回目の転職を始めたとき、年収の下限の金額は決めていませんでした。
本当は決めるべきでした。でも、転職活動をしてみないと、どのくらい出してもらえるか分からなかったのです。
はじめは「転職しても変わらないかも」とも思っていました。

だから、最初に決めるのは金額でなくてかまいません。
まず「年収を軸にする」と決めて、受けながら相場を見て、そこで金額の線を引く。僕の場合はこの順番になりました。

軸を決めていても、迷うときは迷う

大手ドラッグストアを受けたときは、迷いました。
当時の僕は、今後、業界的に長く続くのはドラッグストアだと思っていました。決まった時間に帰れるなら、本部勤務もいいなと思いました。

それでも最後は、譲らない軸に戻って年収で選びました。
迷ったときに戻る場所があることが、軸を決めておく一番の意味だと思います。

妥協する条件は、数年後の生活まで考える

2回目の転職では、転勤も妥協していい条件に入れていました。全国転勤ありの会社からは900万円の提示も出ていました。

でも今は、子どもが生まれて、マイホームも考えています。振り返ると、全国転勤ありを選ばなくてよかったと思っています。

結果的に転勤なしの会社に決まったのは、運が良かった面もあります。
妥協していいと決める条件ほど、今だけでなく、数年後の生活でも大丈夫かを一度考えてみてください。

ますなけ

子どもが生まれて、マイホームも考えるようになりました。全国転勤ありを選ばなくてよかったです。

年収を軸にするなら「中身」まで見る

同じ「年収800万円」でも、固定残業が何時間分含まれているかで実質の時給は大きく変わります。
条件を決めるときは、年収の総額だけでなく、残業時間と休日もセットで考えてください。

→雇用条件通知書の読み方

まとめ

  • 応募する前に「この条件なら転職する」を決める
  • 譲らない軸は1つに絞り、他は妥協していいと決める
  • 金額は最初から決まっていなくていい。線はエージェントで相場を見てから引く
  • 妥協する条件は、数年後の生活まで考えて決める

次に読む

→年収550万で止まっていた薬剤師が、1000万になるまでの全記録(STEP1 転職を決める)
→薬剤師の年収が上がらないのは、あなたのせいじゃない(悩み別)
→転職すべきか迷ったら最初に読む記事(ロードマップの全体)

参考リンク

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