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いまここ:STEP1 転職を決める|悩み別「ドラッグストアから調剤薬局への転職」(ロードマップ01〜03とあわせて読む記事)
この記事はこんな人向け:ドラッグストアで働いていて、調剤薬局への転職を考えている人
結論:ドラッグストアから調剤に移るかどうかより、「その会社の年収の上限」で選んでください。
僕はドラッグストア2社で年収500万円→550万円、調剤薬局チェーンに移って1000万円になりました。
でも同じ時期に受けた調剤薬局チェーンには560万円台の会社もあり、業態を変えるだけで年収が上がるわけではありませんでした。
僕はドラッグストアに2社いた
| 時期 | 職場 | 年収 | どう選んだか |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 1社目:ドラッグストア | 500万円 | なんとなく |
| 2022年 | 2社目:ドラッグストア(調剤部門の立ち上げ) | 550万円 | 楽しそうか、裁量があるか |
| 2025年 | 3社目:調剤薬局チェーン(転勤なし・直接応募) | 1000万円 | 年収を最優先 |
※1000万円は今の会社で決まった年収です。賞与は2年目からなので、1年目は約900万円でした。
1社目は、上の人の働き方を見て「5年後にああなりたい」と思えずに辞めました。エリアマネージャーの話もありましたが、昇給と大変さが釣り合っていませんでした。
2社目は、ドラッグストアの横に併設した完全面薬局を、ほぼ1人で立ち上げました。処方箋は開局初月40枚から2年で月700枚になり、13か月以内に黒字化しています。それでも年収は550万円のままでした。
2社目では、薬局が暇な時間はずっとOTC売り場に立って、お客さんの相談に乗っていました。できたばかりの薬局を知ってもらうためです。
そのおかげで、知らない人に自分から話しかける力が付きました。
ますなけドラッグストアの中で調剤を立ち上げて結果も出したのに、年収はほとんど変わりませんでした。
ドラッグストアで年収が上がらなかった理由
僕が見たのは、能力ではなく会社の事情でした。
- 2社目:調剤部門はまだ売上が低く、会社にとっては投資期間だった
- 1社目:上のポストが詰まっていて、上がっても昇給と大変さが釣り合わなかった
- 2社目は、結果を出しても「次の頑張りで評価する」という話で終わった
ドラッグストアだから悪い、という話ではありません。その会社の中で調剤がどういう位置づけかで、薬剤師に払える上限が決まっていました。
「調剤に移れば上がる」わけではなかった
2回目の転職で受けた会社を、業態ごとに並べるとこうなります。
| 会社 | 業態 | 年収(提示・理論年収) |
|---|---|---|
| 大手ドラッグストア | ドラッグストア | 659万円(計画残業代69万円込み) |
| 調剤薬局チェーンA | 調剤 | 670万円 |
| 調剤薬局チェーンB(店長ポスト) | 調剤 | 559.5万円 |
| 調剤薬局チェーンC(年俸制) | 調剤 | 700.08万円(残業45時間分込み) |
| 中小の薬局・ドラッグストア | 両方 | 700万〜800万円 |
| 全国転勤ありの調剤薬局 | 調剤 | 900万円 |
| 今の会社(転勤なし) | 調剤 | 1000万円 |
調剤薬局チェーンBは、大手ドラッグストアより100万円近く低い提示でした。
差がついたのは業態ではなく、会社ごとの給与の決まり方です。同じ経歴、同じ話で受けて、これだけ開きました。



ドラッグストアより調剤薬局のほうが、年収は高いんじゃないの?



僕が受けた中では、調剤でも大手ドラッグストアより低いところがありました。業態より、その会社の上限を見てください。
ドラッグストアの経験は、調剤の面接で不利にならなかった
2社目で立ち上げた完全面薬局の経験は、2回目の転職で一番の武器になりました。
ただ、面接で見られたのは実績の大きさより「いろんな人とコミュニケーションが取れるか」「何でもやる気概があるか」でした。
ドラッグストア出身であることを聞かれたり、気にされたりしたことは一度もありません。
むしろ、OTC売り場で知らない人に話しかけてきた経験は、面接で見られた「いろんな人と話せるか」にそのままつながっていたと思います。



ドラッグストア出身だと、調剤薬局の面接で不利になりませんか?



僕は一度も聞かれませんでした。売り場で鍛えた「話しかける力」は、むしろ強みになります。
調剤薬局チェーンに移って変わったこと
数字で言えることは、次のとおりです。
- 年収:550万円 → 1000万円(1年目は約900万円)
- 残業:固定残業40時間分を含むが、実際は基本、月20時間以下
- 年間休日:120日
- 家賃補助:年100万円ほど(年収とは別)
仕事の中身で一番違うと感じたのは、面処方の集めやすさです。
ドラッグストア併設の薬局は、買い物に来たお客さんに薬局を知ってもらう営業ができます。調剤単独の薬局は、それができません。
そのぶん、面処方を集めにくいと感じています。
ドラッグストアのほうが合う人
ドラッグストアが悪いわけではありません。僕の見てきた範囲では、こんな人はドラッグストアが合うと思います。
- 出世して、マネジメント側に進みたい人:会社の規模が大きいので、出世して現場から離れる可能性が高いのはドラッグストアだと思います
- 育休を長く取りたい人:育休を長く取っている人が多いイメージがあります
- 日曜・祝日に休めなくてもいい人:僕が見た範囲では日祝も開いている店が多く、ここは判断基準になります
ドラッグストアから動くなら、やること
- エージェント1社に相談して、自分の相場を知る。僕はエージェント経由の提示が600万円台〜900万円で、ここで自分の上限が見えました
- ドラッグストアも調剤も、両方受けて比べる。業態で決めつけず、会社の条件で比べます
- 上限を超えそうな会社には、自分で直接応募する。僕は今の会社に直接応募して、1000万円で決まりました
2回目の転職で大手ドラッグストアを選ばなかった理由は、年収だけです。
「本部勤務もある」と言われたのは魅力的でした。少し迷いましたが、最後は年収で決めました。
→年収はこう上げた|相場を知って、上限を超える会社に自分で応募する
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まとめ
- ドラッグストア2社で年収は500万円→550万円。調剤薬局チェーンに移って1000万円になった
- ただし調剤でも560万円台の提示があり、業態を変えるだけで上がるわけではない
- 決め手は「その会社の中で薬剤師に払える上限」。ドラッグストアも調剤も受けて比べる
- まずエージェント1社で相場を知り、上限を超えそうな会社には自分で応募する
次に読む
→年収550万で止まっていた薬剤師が、1000万になるまでの全記録(STEP1 転職を決める)
→薬剤師の年収が上がらないのは、あなたのせいじゃない(悩み別)
→転職すべきか迷ったら最初に読む記事(ロードマップの全体)
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